01身体組成検査
多くのスポーツで、筋肉量はスポーツパフォーマンスと密接な関係があります。身体組成を検査することで、スポーツを行う上で十分な筋肉量がついているかがわかります。
検査結果からスポーツのパフォーマンスを向上させるために摂取すべきタンパク質量やエネルギー摂取量など、食事やトレーニングのアドバイスも受けられます。
科学的な検査で才能を分析した結果から、スポーツ科学の専門家がお子様の隠れた才能を発見することで、お子様に合ったスポーツが分かるコースです。
スポーツ科学の第一人者である福永哲夫を筆頭にアローズスポーツ科学センターの研究員は、これまでサポートしてきた野球・サッカー・バスケットボールなどのプロ・オリンピック選手のデータからそれぞれの競技での基礎体力の特性を見出し、科学的知見からスポーツ適性テストを確立しました。
基礎体力を数値化することで、お子様に合ったスポーツがわかるだけでなく、その他のスポーツについても5段階評価でどの程度向いているかがわかります。
対象
スポーツの隠れた才能を
見える化し開花させたい小学生
伸ばすべき能力・方法・得意・
苦手等を知りたい小学生
基礎体力を数値化し、得意と苦手がわかるだけでなく、どのスポーツに向いているのかがわかります
多くのスポーツで、筋肉量はスポーツパフォーマンスと密接な関係があります。身体組成を検査することで、スポーツを行う上で十分な筋肉量がついているかがわかります。
検査結果からスポーツのパフォーマンスを向上させるために摂取すべきタンパク質量やエネルギー摂取量など、食事やトレーニングのアドバイスも受けられます。
スポーツビジョンはスポーツに必要な「視る」能力です。スポーツでは脳に入る情報の9割を視覚が占めていると言われています。
眼の能力は、あらゆる方向から速く動くものを正確に視る能力、広い視野で視る能力、視たものに対して素早く反応する能力などがあります。競技ごとに求められる眼の能力は異なるため、様々な眼の能力を検査し、適したスポーツを判定します。
身体を長時間動かし続けるためには持久力が必要です。持久力には体内で利用できる酸素量が関係し、その最大量(最大酸素摂取量)が持久力の代表的な指標となります。
持久系パフォーマンスは、全身持久力の指標となる最大酸素摂取量と、呼吸が乱れ始め、疲れやすくなる速度を表す換気性作業閾値から決定します。 これらを検査することで、持久力を向上させるための課題が明確になります。
最大酸素摂取量が高い選手ほど持久力に優れ、最後まで速いスピードを維持して走り切ることができます。最大酸素摂取量を検査することで持久力を高めるための課題が明らかになり、全身持久力を伸ばすためのトレーニング方法もわかります。
マラソンの平均速度(Vma)と最大酸素摂取量(VO2max)の関係
最大酸素摂取量が高いほど、マラソンの平均速度が速いことがわかっています。
Sjodin B, Svedenhag J(1985)Applied physiology of marathon running. Sports Med 2 (2),83-99.
多くの競技で速く走る能力が求められます。短距離走のように単発のダッシュのスピードが重視される競技もあれば、サッカーやバスケットボールなど、速いダッシュを何度も繰り返す能力が求められる競技もあります。
瞬発力検査ではダッシュのスピードと同時に、速度を維持してダッシュを繰り返す能力を検査します。
自転車を24秒の休息を挟みながら6秒×5セット全力で漕いだ結果です。間欠的な運動が行われるチームスポーツ(サッカーやバスケットボール)の選手の方がトライアスロンや自転車などの持久的なスポーツを行っている選手よりも間欠的な運動を行った時のトータルの発揮仕事量が大きくなっています。
Bishop DJ, Hill-Haas SV, and Goodman C (2006) Comparison of muscle buffer capacity and repeated-sprint ability of untrained, endurance-trained and team-sport athletes. Eur J Appl Physiol, 96, 225-234.
バレーボールやバスケットボールをはじめ多くのスポーツでは跳躍能力が優れているほどその競技で活躍できる可能性は高まります。
また跳躍能力は短距離走、長距離走のスピードだけでなく、切り返し走の速さなどとも強く関係することがわかっています。跳躍能力は脚のパワーやバネ、上肢と下肢の連動など多くの要因によって決まります。様々な種類の跳躍検査を行うことで、より競技パフォーマンスを向上させるために取り組むべき課題を明確にします。また、下肢のパワーをスクワットジャンプや垂直跳びで検査し、競技ごとに求められる筋力・パワーも評価します。
バレーボール選手におけるリバウンドジャンプの成績(RJ-Index), 垂直跳び(CMJ)の跳躍高と助走してスパイクジャンプを行ったときの高さ(SPJ1, SPJ3 1と3は助走の歩数を示す)の関係、リバウンドジャンプ、垂直跳びといった跳躍測定の成績と実際のスポーツで行う跳躍のパフォーマンスが関係していることがわかります
岡野 憲一, 山中 浩敬, 九鬼 靖太, 谷川 聡: 伸張-短縮サイクル運動の遂行能力からみたトップレベル男子バレーボール選手の跳躍パフォーマンスの特性, 体育学研究 62, 105-114,2017
料金
22,000円(税込)(70分)